御前崎といえば「海・灯台・サーフィン」のイメージですが、実際に行くとまず感じるのが風の強さ。
これは気のせいではなく、気象庁の平年値(1991〜2020)でも、御前崎は年平均の風速が4.9m/sと、日常的に“風がある地域”だとわかります。
この記事では、御前崎が風の強い理由と、季節ごとの風の傾向、そしてキャンプや観光で困らないための具体策をまとめます。
御前崎の風、どれくらい強い?(まずは数字で把握)
気象庁の平年値(1991〜2020)を見ると、御前崎の平均風速は季節で変わります。
年平均:4.9m/s
冬〜春が強め
1月:6.4m/s
2月:6.0m/s
3月:5.6m/s
4月:5.1m/s
夏はやや落ち着く
8月:3.8m/s
体感的には、平均風速が5〜6m/sあると「髪がずっと乱れる」「紙皿が飛ぶ」「タープがバタつく」みたいな“地味ストレス”が起きやすいです。キャンプだと設営難易度が一段上がるイメージ。
なぜ御前崎は風が強いのか?(地形×季節風)
結論から言うと、御前崎は太平洋に突き出した岬で、遮るものが少なく、海上の風を受けやすい立地です。加えて冬〜春は、日本の太平洋側で起きやすい**季節風(北西寄りの風)**が強まり、遠州地域では「遠州のからっ風」と呼ばれる乾いた強風として知られています。
ポイントはこの2つです。
海沿い+岬=風が“通り道”になりやすい
建物や山で風が減衰しにくく、体感として「常に風がある」状態になりがち。冬の季節風(からっ風)で、晴れてても風だけ強い日がある
雨が降ってないのに寒い・砂が舞う・波しぶきが飛ぶ、みたいな日が出やすい。
御前崎の「風向き」の傾向(ざっくり掴む)
気象庁の平年値だと、御前崎は月によって最多風向が変わります。冬〜春は西が多く、秋は北東が増える月もあります。
つまり「いつ行っても同じ向き」ではなく、季節で風の当たり方が変わる→キャンプのレイアウトや車の停め方にも影響します。
風が強い日に困りやすいこと(観光・キャンプ共通)
体感温度が下がる:気温は高くても、風で一気に寒く感じやすい(特に冬〜春)
砂・潮が飛ぶ:目が痛い/荷物がジャリジャリする/食材が乾く
写真・動画がブレる:手ブレ+風ブレで撮影が難しくなる
キャンプ道具が飛ぶ:軽いチェア、紙皿、テーブル上の袋類が要注意
すぐ使える「風対策」チェックリスト(初心者向け)
キャンプや海辺の滞在で、これだけやると失敗が減ります。
✅ 服装(体感温度対策)
ウィンドブレーカー(薄手でOK)を1枚入れる
首(ネックゲイター)と耳(ニット帽 or イヤーウォーマー)を守る
春でも海沿いは冷える日があるので「念のため1枚」が効きます
✅ 小物(砂・潮対策)
サングラス or クリア眼鏡(砂よけ)
ウェットティッシュ+ジップ袋(潮でベタつく小物を隔離)
カメラはレンズ拭きと簡易の防風(ウィンドジャマー)あると安心
✅ キャンプ設営(ここが一番差が出る)
ペグは長め(30cm前後)+ハンマー必須
ガイロープ(張り綱)をケチらない:最初から全部張る
タープは「低く・小さく」張る(面積を減らすとあおられにくい)
軽いもの(ゴミ袋、寝袋袋、紙類)は車内へ
※海沿いのキャンプ場(例:ロングビーチ御前崎周辺のような立地)だと、昼は気持ちよくても夕方に風が上がる日があります。設営時点で“風仕様”にしておくとラクです。
いつ行くと風がラク?(目安)
風が強まりやすい:冬〜春(特に1〜3月は平均風速が高め)
比較的落ち着きやすい:夏(8月の平均は3.8m/s)
ただし夏は、台風や南風で一気に荒れる日もあるので、行く前に風速予報を見るのが最強です。
まとめ:御前崎の風は“名物”。知っていれば快適になる
御前崎は気象庁平年値でも年平均4.9m/sと風がある地域
冬〜春は特に強く、1月6.4m/s、2月6.0m/sなど数字でも出ている
岬+海沿い+季節風(遠州のからっ風)で、晴れてても風が強い日がある
対策は「風を防ぐ1枚」「砂・潮対策」「タープは低く小さく+張り綱」
もし次に御前崎でキャンプや海散歩をするなら、まずは風速(m/s)だけチェックして、装備を1個足すところから始めるのがおすすめです。
